1.星屑
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
恋しくて切なくて眠れない夜の
星屑の集め方僕等は知ってる
long night......
あの夏の朝
五月の夜を
輝く日々をこの胸に飾って
誰に語ろう
もう帰らない優しい君のうた
会いたい……
かなしみも切なさも星屑に変える
想い出の使い方僕等は覚えた
きみがすきだよ まだいとしいよ
はりさけそうなこの胸がいつかは
また恋をして痛み抱えて
微笑み合うのかな
いつか……
one summer night……
恋して
キスして
覚えたせつなさは
ほしくずのうた
君の胸まで
空を超えきっと届くよ
君に出会って僕は初めて
生きてくことが
いとしくなったから
明日に出会う誰かにきっと
優しく出来るよね
きみがすきだよ まだいとしいよ
しあわせでいてよね?
遠いあかりを灯した窓に
優しいあの日々を
夢見て
かなしみも切なさも星屑に変える
想い出の使い方僕等は知ってる
君がいて僕がいたなつかしいよるの
ほしぞらのかがやきが今もまだ残る......
2.記憶の森
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
風の中で君が泣いてる
振り向けばもう聞こえなくなる
現なのか幻想なのか
歪んだ時を僕は彷徨う
何処へ行ったの? あの頃の景色
木漏れ日の刺すせせらぎで遊んでた
二人の声は森に閉じ込められて
夏の向こうに隠れてる
遠ざかる君の呼び声
止まない風の隙間を吹き抜けて
見えない影 君を捜して
僕は闇の中へ沈んでく
暗い森の奥で
君が笑っている
赤い月が世界の果てを照らしてた夜
生まれた二人
思い出さえ持たずにいても
君の瞳は眩しく見えたのに
僕等は同じ時の中にいて
側にいてさえ巡り会えずにいた
瓦礫の森に残った花を散らして
黒い涙の雨が降る
泣き叫ぶ僕の歌声
風の願いを叶えるその為に
君だけが僕の心に
嘆きと哀しみを取り戻す
遠ざかる君の呼ぶ声
巡る記憶の螺旋に消えて行く
見えない影 君を捜して
僕は闇の中へ沈んでく
暗い森の奥で
君が笑っている
3.dream scape
FictionJunction KAORI
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
見たことのない草の海が
銀色に揺れてざわめいて
夢と現(うつつ)の堺目あたりの景色
君に出会うため?
それともまだ見ない誰かの瞳のため
風を分けて行く
dream scape
もうすぐ鳴るね、目覚ましの音
でもその先もまだ夢かもしれないね
大事なものは何処にいたってあまり変わらないよね
目覚めてもまだここにいようと思うよ
それが勇気というものかとも思うよ
sittin' in the silence...everlasting night breeze...
(I believe...I deceive...I relieve...)
暗すぎて見えないだけさ……
in my......
泣きたくなくて放ってあった胸のササクレに
今頃 追いかけられて息もつけなくて
しがみついていた真実がボロボロに枯れて落ちるまで
今ちょっと見えないだけさ……
現実だって夢だって君を迷わせるだけだからさ
坂道の上の曲がり角、幾つでもその先に行きたい
音楽の中にしか無い風景の向こうへ
暗すぎて見えないだけさ……
夢の続きには夢が
七色の迷路みたいに
音階の無い草笛に歌を見つけるために
広すぎて目がくらんでも
歌いすぎて喉が枯れても
見たことのない草の海を
例え君がいなくなっても
暗すぎて見えないだけさ……
dream scape
4.銀の橋
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
夕闇影になる橋を見ていた
届かない場所へ渡れるはずの
自転車を乗り捨てて時間を止めていた
動かない雲から冬枯れの光
このままじゃダメなのにこのままでいたくて
淡い陽射しの中 いつまでも立ってた
川辺に吹く風に身を竦め
夢を語ろうとしてみた
だけど言葉になるものなんて
どこにも持ってなかった
夕闇影になる橋を見ていた
届かない場所へ渡れるはずの
水面に揺れる月にふいに素直になる
聞こえない歌にそっと耳を澄ませた
明日出会う誰かと解り合える気がした
その為に一人待っていたんだと
誰もが探してる幸せは
みんな違う形をして
ふいに伸ばした手を掠めてく
輝きだけを残して
夕闇影になる橋の向こうに
届かない場所が手招いている
どんなに遠くへ行くときも私を連れて行って
ずっと昔の約束の中へ連れて行って
暮れて行く空の最後の光
届かない場所が手招いている
夕闇影になる橋を見ていた
届かない場所へ渡れるはずの
渡れるはずの………
5.風の街へ
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
時の向こう 風の街へ
ねえ、連れて行って
白い花の夢かなえて
甘い指でこの手をとり
ねえ、遠い道を
導いて欲しいの
貴方の側へ
その歌声絶えない昼下がり
目覚めて二人は一つになり
幸せの意味を初めて知るのでしょう
連れて行って……
その歌声切なく高らかに
全ての心に響くのでしょう
幸せの意味を知らずに眠る夜に……
まだ知らない夢の向こう
ねえ、遠い道を
二人で行けるわ
風の街へ
6.here we stand in the morning dew
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
こんな不器用に晴れた冬空に騙されて
僕らが見つけたその場所は
誰にも見えない
キスの甘さよりもっと頑なな
繋がりを欲しがって
口笛一つで風を呼んでいた
here we stand in the morning dew
君の目が見つめてる僕らの姿に
いつかは届くはず
それは誰も知らない僕らの在処
君の未来の何処か
誰もいないブランコがいつまでも揺れている
日曜の午後
僕らが見つけたその場所は
雨に塗れてる
何も欲しくない このまま手を取り合ってずっと
切なさだけでもいいと思った
here we stand in the morning dew
幸せの行く先を何時かは見つける
さよならをすり抜けて
きっと誰も知らない僕らの場所で
君の未来の何処か
待ち伏せる永遠の微熱にせかされ
僕らは夢見てる
愛と言う約束のいらない静寂
僕の未来の何処か
7.synchronicity
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
この温もりは何処へ行くの
明日になれば消えてしまうの
胸の鼓動を合わせたならば
同じ深みへ降りて行けるの
いつもいつも側にいるよ
どんな遠く君の心が迷っても
暗闇の中に二人で漂いながら
無邪気な小鳥のように翼を寄せていた
寂しい時には笑顔に隠れる君は
溶けない氷の刃
この胸を晒して
抱きしめる
ずっと…
君は一人で何処へ行くの
振り返るのが怖いだけなの
胸の形も哀しい色も
本当はきっとよく似てるのに
いつかきっと還る場所を
二人同じ儚さで見つめている
この闇の中でどんなに離れていても
心は何より強い絆で呼び合って
寂しい時には笑っていても分かるよ
冷たい指を涙で
暖めてあげたい
側にいる…
暗闇の中に二人で漂いながら
無邪気な小鳥のように翼を寄せていた
寂しい時には笑顔に隠れる君は
溶けない氷の刃
この胸を晒して
抱きしめる
側にいる
ずっと…
8.花守の丘
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
丘を染めて白い花が
咲き誇る夏には
貴方といたこの日々を
思い出すでしょう
それはとても哀しいけど
綺麗な一時で
生きてるよろこびの
全てを知った
最後の光を惜しむように
暮れ行く大地が優しい声で
永遠を歌い出すまで
何も言わず散って行った
静かな花のように
迷いのない強さが
私にありますか
それはとても小さなこと
例えばどんな時も
微笑み絶やさない
勇気を持てたら
貴方の記憶を胸の中で
誇れる私でいられるように
優しさを語りましょう
枯れない涙の海から
丘を染めた白い雪が
溶けて行く大地に
何度もまた花びらは
返り咲くでしょう
最後の光を惜しみながら
暮れ行く大地が優しい声で
哀しみを歌う時
よろこびの種を蒔く
永遠を語りましょう
貴方の愛した未来を
9.水の証
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
水の中に夜が揺れてる
哀しいほど静かに佇む
緑成す岸辺
美しい夜明けを
ただ待っていられたら
綺麗な心で
暗い海と空の向こうに
争いの無い場所があるのと
教えてくれたのは誰
誰もが辿り付けない
それとも誰かの心の中に
水の流れを鎮めて
暮れる大地を潤す調べ
今はどこにも無くても
きっと自分で手に入れるの
いつも、いつか、きっと
水の証をこの手に
全ての炎を飲み込んで尚
広く優しく流れる
その静けさに辿り着くの
いつも、いつか、きっと
貴方の手を取り……
10.cazador del amor
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
瞳と手のひらに炎を隠し歩いた
昨日の果てから
静かに扉を空けて
この悲しみを晒し行くわ
光の夜へ
小さな胸のその奥に
こんな激しい命があるの
世界の愛しさの秘密を
綺麗な魔法で解き明かしたい
生まれた意味のようなものを
知らずにいても
砂漠はほら、春になって
側で笑う誰かを
抱きしめたくなるほど
愛に溢れていたよ
泣いていた私を
貴方だけが見てた
愛しさを知って始まるのね
命は
知らないはずの愛の歌
懐かしいあの岸辺で
貴方が教えてくれたこと
今なら分かるよ
もう一度会いたい
心から
こんなに生きている
私を見届けて......
愛しさを知る為に生まれた
今愛を追いかけて進むわ
cazador……
del amor……
11.秘密
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
あなたがいた場所には花が落ちてた
冷たい水たまりですぐに溶けた
あのときあなたが教えてくれたこと
誰にも言わずに秘密にしておくね
遠い太鼓の音が冬を招いてる
あれは哀しみという名の古いリズム
あなたが消えた場所に花が芽吹いた
それは二人だけの秘密の残り火
12.宝石
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
密やかに流れる歌声に
そっと耳を澄ませて
白い月の溜息分け合うの
甘く口づけて
恋人のようだね
もっと抱きしめて
こんなに光る野原の暮れる方へ
君が一人で行くから
今は結んだ指の強さに縋り付いて
君の孤独を離さない
小さな光はきっと
暗闇の深くに沈んでいるから
遠く微睡む宝石の夢
夜の底に二人で探してる
一つだけしかない名前で
私を呼んで欲しいの
まだ誰も知らない
世界の何処かで眠ってる
想い出と未来にずっと輝いて
購う傷の深さが
この想いを支えるような気がして
今は優しさよりも痛さで
凍り付いた君の心を溶かしたい
逃れることの出来ない影のように
いつも近くにいるから
君の落とした涙の粒が指を飾る宝石
キラキラと
こんなに光る野原の
その向こうへきっと二人で行くから
今は結んだ指の強さに縋り付いて
君の孤独を離さない
小さな光をきっと
暗闇の深くに見つけられるから
遠く宝石の眠りを探して
夜を越える力を信じてる
13.ユメノツバサ
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
こんなにも遠くへ二人は来てしまって
あの頃の
幼い君の微笑みにもう帰れないね
君が笑う世界が好きで
側にいたい、それだけ
忘れかけた痛みを胸に
time goes by
時の流れは二人を変えて行くけれど
失くしたものも夢見るものも
その手を取って思い出すよ
いつも君の側で
悲しいことさえ覚えておきたいから
君の地図に
私の為のページを残しておいてね
未来から吹き付ける風を
君はあの日信じた
明日はもっと高く舞い上がれ……
time goes by
時が過ぎてもきっと変わらぬものがあるの
届かないから、見つけたいから
夢の翼を探しに行く
側にいてね、ずっと……
la la la…
側にいるよ、ずっと……
14.みちゆき
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
切なさの限りまで抱きしめても
いつまでも一つにはなれなくて
優しさより深い場所で
触れ合うのは痛みだけ
二人を結んで下さい
僕らはもう夢を見ない
戸惑いながら手を取って
残酷な夜明けの方へ
歩き出す
ほんとうの言葉はきっと
ほんとうの世界のどこか
僕らの無口な夜に
潜んでる
今もきっと
寂しさを知る為に出会うのだと
口づけを交わすまで知らなくて
それでも今君と会えた
喜びに震えている
心を支えて下さい
僕らはもう夢を見ない
暖かい場所へ逃げない
残酷な夜明けをきっと
越えて行く
諦めてたその静けさ
ほんとうの言葉をきっと
愛し傷つけ合うために
探し出す
いつかきっと
切なさの限りまで抱きしめても
いつまでも一つにはなれなくて
夜明け前の冷たい星
二人だけのみちゆきを
どうか照らして下さい
15.everlasting song
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
Far to the land
I will take you there
To your Homeland of evergreen
Every moment of life
is a quest for the land
Deep in love and mystery
Come from the shore of eternity
You are my everlasting song
I want to be
the only one for you
we'll never be apart
Come now, fly with me...
Far to the land
I will fly me up there
To the sun of eternity
Evry wish and desire
Leads me back to the land
Deep in love and mystery
my everlasting song...
Come fly with me...
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